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正座について

食事をするときなどに、お行儀を良くしなさいと正座をさせられた記憶がある人も多いと思いますが、正座は姿勢を良くするためにはとても良い座り方です。
あぐらをかいていたり、楽な姿勢で座っているよりも、正座をしているほうが背筋が伸びるし、足の筋肉も使っています。
膝が悪い人にはオススメしませんが、そうでなければ1日の中で数分間は正座をするようにするだけで、姿勢が正しくなっていきます。
不思議なことに、正座をすると気持ちまでスッキリとしますし、何となく心が落ち着いていくようなこともあります。
普段自分が良くしている姿勢では無くて、正座をすることによって正しい筋肉を使うようになるので、骨盤を支えている筋肉などの働きが良くなりますし、血行が良くなって腰痛なども改善されます。
ただ、一日中正座で過ごすというのは、逆にオススメ出来ません。
あまり長い時間正座をしていると膝に負担が掛かりすぎてしまうので、歩くときに痛みを感じたりするようになってしまいます。
ですから、いつでも正座をするのが良いわけではなく、適度に正座をして背筋を伸ばすことが良いのです。
テレビを見ているときや、食事をするときだけでも正座をするようにすると、今までは歪んでしまっていた骨格が元に戻り、姿勢が良くなって、体調も良くなります。
正座は古くから日本人のお行儀として親しまれていますが、自分も他人もきちんとした気持ち、姿勢でいるために最適です。